意見交換された内容の一部をご紹介いたします。
意見交換の概要
- 再開発のマンションであるが、元地権者と後からの入居者で意見がかみ合わないことがある。
- 新潟地震もあったので、災害時の対策として、保存食料を管理組合で準備したい。
- 現在、規約改正を進めており、役員で標準管理規約との読み合わせを行っている。
- 今年、管理会社を変えたが、管理の質が悪くなったような気がする。
- 町会と管理組合の役員の交流は大切である。
- 役員には若い人たちを参加させないと、管理組合が活性化しない。
- 管理員は居住者をよく知っているので、役員に適した人の情報を管理員に聞くのもいいかも。
- 駐車場料金は周辺の駐車場料金を調査して、適正価格を設定すべきである。
- 修繕に一番大切なことは、広報活動と契約書をよく見ることである。
- いくら正しいことをやっても、一人でやれば周りから反発を招くこともある。
- 補修を行う際に、管理会社の技術部から担当者を呼んで補修方法などについて説明してもらっている。
- 自主管理をしているが、役員の高齢化で、今後の組合運営が不安である。
交流会の最後に、グループ毎でどのような話がされて、どのように感じたか発表してもらいました。発表された意見の一部をご紹介いたします。
参加者による発表
- 管理員がしっかりしていれば、マンションは良くなる。
- マンションの資産価値は管理が重要であるため、住民のコミュニケーションがマンションを良くする。
- 他のマンションの管理組合でも色々な悩みがあることがわかり安心した。
- 他の参加者と話ができたことが、一番勉強になった。
- 色々な問題がおこっても、乗り越えられるという勇気をもらえた。
- 一番参加して良かったのは、自分だけではなく皆さん悩んでいるということが分かった。解決するためには、皆で頑張らないといけないんだなと感じた。
また、交流会には法律や建築技術問題でアドバイスが必要な場合は、別途待機しているアドバイザー(弁護士、建築士)によるアドバイスがなされました。交流会の最後にアドバイザーによるコメントが行われました。
- アドバイザー(弁護士)によるコメント
- マンションの問題の場合、法律的な割り切った結論はあると思いますが、今後も同じマンションで生活していくことを考えて、もっと温かみのある解決策を考えることが必要であると思います。
- アドバイザー(建築士)によるコメント
- 計画修繕において、建物調査では発見できない箇所があるため、管理組合によるアンケートが重要です。計画修繕では色々な補修項目がありますが、防水・外壁・廊下・バルコニーの四つの要素が重要で、予算に余裕がなければ優先順位をつけてやればよいと思います。
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